るなめにゃの「る」

名前はるる、ヨーキーの女の子。
1800gくらいしかないちっこいわんこ。
お散歩行くと、仔犬ですか？と、いつも聞かれてた。

４年位前、17才で旅立って今はもう居ない。一週間以上、写真見ては泣いてたな。

赤ちゃんの頃、毛糸玉みたいで可愛かった。
いつも私の側にいて離れなかった。
一度だけお母さんになった。
３匹の赤ちゃんを乳房にぶら下げたまま、私の後を追って着いて回る程のストーカー。

夜寝る時は、私の腕枕で寝た。
腕枕しないと、ずっとくんくん鳴いて諦めなかった。ほんと可愛かった。

また狡い自分。
母がコロナ感染して以来、食欲が落ち、まともに食事をしない。
今年９１歳のちょー高齢者だし、年相応+αの痴呆だから、好きな物食べたい物食べればいいんじゃない？とは思うのだけれど、糖尿病、高血圧、などなど、持病の薬がわんさかあるし、排便が上手くいかないと直ぐに腸閉塞になる。２度救急車にお世話になっている。総入れ歯だから、体重の増減で直ぐに噛み合わせが悪くなって口内炎が出来る。

そんな訳で、ここ数日ヨーグルトばかり食べている。
月曜日と木曜日はリハビリの日。
連れていってあげようと起きたら、母の朝食
が手付かずのままある。
トースト、目玉焼き、サラダ。
食べたくないから、ヨーグルト食べた、と。
食欲ないのに、そのモーニングセットはあかんやろー❗と、私の心の声。
「食欲ないなら、お粥でもしてあげれば良かったんじゃない？」と、私が言うと、
「昨日も食べたくないって言うから、お茶漬けしてあげたら、味が濃いだの文句ばかり言う。」と、姉。昨日もお粥じゃなかったんかー、と、私の心の声。
「ヨーグルトばっかじゃ、便もつくれんよ。リンゴとか、バナナあげたら？」と私。
「いや、リンゴは、今入れ歯が合わないから噛めないんや。」と、姉。
「すりおろしてあげればいんじゃね？」と、私の心の声。

心の声を、声に出して言おうものなら、姉は怒ってこう言うに違いない。
「そんなこと言うなら、あんたがしてあげよ‼️」と。
そう却ってくるのが、分かってたから、言わなかった。狡いよな、私。
狡い私に流石に、ちと嫌気がさす。
明日はお仕事がお休みだから、卵粥を作り、リンゴをすってあげよう( *´艸｀)