樹木葬

今私が守っているお墓には、義父、義母、義兄、義父の先妻の子どもと、亡くなった旦那の5人を納めている。私が生きている間はずっと守っていこういきたいと思っている。私の長男には、私が死んだ後のお墓の管理はお願いしているし、長男もそのつもりで居てくれている。

私の死後、長男はお墓を守ってくれるとは言っているけれど、長男の老後、そのお墓をどうするかまでは何の希望もしていないし、好きなようにしていいと思っている。

ただひとつ、私は私の死後、そのお墓には絶対に入りたくない。それは長男にも次男にも伝えてある。

「お母さんは自分のお墓を自分で用意するから絶対にそこに納めてね。」と強く固くお願いしている。

そこで考える。。。

なぜこうも頑なに今あるお墓に入りたくないのか。

お会いしたことも無い義父とその先妻との子どもと、他人からは仏様のように良い人と言われていた13年間同居した義母と、旦那が自死した原因を作った自死した義兄と、自死した旦那と、死んでまで一緒に居たくないから。

息子たちはお墓の中の親族と血が繋がっているから、そのお墓に入ることはなんの違和感もないと思う。

でも、私は違う。赤の他人。20年以上夫婦ではあったけれど旦那が亡くなった時、婚姻関係にはあったけれど(今でも婚姻関係にはあるけれど)気持ちは既に他人だった。

気持ちは既に他人なのに、旦那が亡くなって以後になぜ籍を抜かなかったのかというと、次男がまだ高校1年生だったから旦那の遺族年金が必要不可欠だったのだ。貰えるものは有難く頂きたいし、その遺族年金がなければその時もそれ以後の私の老後も生活に不安しかなかったから。

私は狡猾だから、長男次男を社会人として送り出し、それからも籍は抜かずに遺族年金を貰い続けている。再婚する気もないし、ひとりが自由で楽だし、遺族年金を貰えるから生活の為に身を粉にして働かなくても、中古で買ったマンションのローンを支払いながら今のパート収入くらいでなんとか暮らしていけそうだ。

でも、それは20年以上夫婦であったからこそ貰える代償なんだと思ってる。代償とかいうとむっちゃ苦労したように聞こえるけど、まぁ、私なりには少しは大変な思いをした時期もあるんやから、それはそれで良いんじゃないかなー(〃艸〃)ムフッ

で、本当は籍を抜いて旧姓に戻って終末を迎えたいんやけど、今後も自分の年金よか遺族年金の方が多いから旧姓には戻れそうもないかな。

とにかく、今あるお墓も仏壇も生きてる限り守ってはいくけれど、絶対に入りたくない。そこでいろいろ調べて行きついたのが樹木葬

次男は自分でお墓を作らないといけないから、私が作るお墓に入ればいいよと伝えてある。まだ32歳やから何のことやらさっぱりで、うんうんって聞いてるけど、彼も歳を取ったら理解するやろうから。

 

最近良いところを見つけた。たまたまゆーちゅーぶ観てたら見つけた。今、資料を取り寄せている。

 

ちと、とーいのが難点。

つっても、私が入るのだから、私のとこから遠くても何の問題も無いけど、納骨しに行くんはちと大変やろから、今度お墓参りに帰る時に相談してみよ。