私の物語

私の物語

川の側の借家より前は井戸の側だと思うのだけれど、それより前は2階建ての納屋だったと、姉に聞いた。その記憶は私にはないけれど。姉は井戸の側の家の記憶は無いと言っていた。もしかしたら私の記憶違いなのかもしれない。今となっては事実を知っている人…

私の物語(②ー3 川の側の借家)

時期的には、この借家から小学校に通った記憶がないし、小学校に通った記憶がある借家に引っ越すまでには、2回引っ越している。この川の側の借家から保育園まで、幼児の足で一時間近く掛かったんじゃないかな? まぁ、今思えば、良く毎日歩けたもんだと思う…

私の物語(②-2 川の側の借家)

この頃の私は、かなり我儘でずる賢い(今でもそうだと言われる)。 近所に友だちは居なかったから、お友だちと遊んだ記憶は無い。 今さらなんだけど、私は四人兄妹の末っ子。 長男、長女、次女(現在同居中)、私。 兄とは9歳違い。 貧乏の子沢山とは、良く言っ…

私の物語(②-1 川の側の借家)

この頃から、わりとピンポイントで鮮明に記憶がある。大家さんの◯田屋は、大きな川の直ぐ側。 当時は、その川で釣りをする人が沢山居たから、◯田屋には釣り竿や浮きや餌のミミズとか売ってた。今では餌のミミズはプラカップとかに入ってるけど、あの頃は小さ…

私の物語(①井戸の近くの借家)

今日から、少しずつ私の物語を始めよう。 幼い時の記憶が薄れてしまう前に。 記憶の中で、一番幼かったと思われるのは、六畳くらいの薄暗い部屋。 覚えているのは、その部屋だけで、他の部屋の記憶は無い。 一辺の壁を塞ぐ程の大きな茶色い和箪笥があった。…