適当な画像が無い日

やっぱ画像が無いと、なんとなく寂しいな。
出来るだけ、努力することにしよう。
つっても、始終スマホ片手にしてる訳や無いから、スマホはバッグの中やしなー。
外で写真取る時って、みんなどうしてるんやろ?光って画面すら見えないんやけどー。
ちょと調べてみるべや。


今夜、パートから帰って、速攻姉が聞いてきた。
いつもの様に酔っている。
姉「長女からラインが入ったんやけど、少しずつで良いから、お金を返して欲しいって。あんた、長女に何か言ったんやない?」
私「いや、何も言ってないけど何のお金?」
姉「お兄ちゃんが死んだ時、長女が出してくれた40万円、あのお金は返さないで良いって言ったのに、今になって返して欲しいって言ってきたんやけど、あんたが長女に何か言ったんやないかなーと思ったんや。」

酔ってる時の姉と、お金の話をするのは、本当に面倒なんだわ。

実際、兄が死んだ時、めっちゃゴタゴタが重なって、取り敢えずその都度、知恵も知識も無い者ばかりで、対処療法のような形で凌いできたから、後になって弁護士から、銀行に上手く丸め込まれて、払わないで良いお金まで支払ってしまったね、と、言われたものだった。
状況が二転三転と転がったから、もうお手上げ状態になったところで弁護士に依頼したから、初期の状況判断を誤ったのだ。
最初から直ぐに弁護士に助けを求めれば良かったと、今になって思うのだけど、今になってだから思えることでもある。

その初期の状況判断が冷静に出来なかった時に、兄が自営していた会社の手形の決済をする為に、長女からお金を借りた。
兄の仕事を、甥が継いで立行くようにする為のお金だった。
でも、兄の仕事の経営状態は、兄の癌の進行に伴い悪化していて、内容は惨憺たるもので、兄の体調が悪くなり動けなくなると同時期から負債が増えていた。
兄が死んでから、負債の全てが明らかになったのだけど、兄の仕事に関しては殆ど素人の甥が担げる額ではなかった。
兄も元々商売人では無かったから、経理関係もずさんで、経営に関してはどんぶり勘定していたのだ。
私は、旦那が生きている頃に小さな有限会社を経営していて、経理をしていたので、兄の会社の経営状態が良くないことには気がついていたけれど、ここまでとは思ってもいなかった。
甥が被って立行く額ではないと判断した時点で会社を継ぐのを止めさせ、相続に切り替える為弁護士に助けを求めた。
だから、長女は、甥が会社を継いで頑張るからという時点、兄の負債が実家全てを失ってもなを足りない額と言う事実が分かる前に貸してくれたお金だった。
その事実を知らないで、お気楽に構えてた私たちは、かき集めたお金と長女のお金さえ有ればなんとかなると思っていたから、そっくり銀行に催促されるまま入金したのだった。
銀行は、次々に来る手形の期日も金額も全て知ってたし、兄の死により返済が困難な状況になることは分かっていたから、少しでも回収しようとしただけだった。
私は、兄がどれだけ手形を発行していたのか知らなかったけど、手形の恐ろしさは知っている。
私は決して自振りの手形は発行しなかった。商売をしていれば、仕方なしに手形を貰うこともあったけど3ヶ月以上のサイトがあるものは断っていた。
手形は本当に怖いのだ。
なのに、兄は自振り手形を何枚も発行していたし、建設業に有りがちな半年サイトのものばかり、しかも、受け取った手形を銀行で割っていたから、更に悪い。
兄が元気で居た頃には、仕事も忙しく面白いようにお金も回っていたけど、そう見えるだけだったようだ。
確かに、兄が癌にさえならなければ、なんとかなっていったのかもしれない。

で、長女からのラインで姉は言った。
姉「長女から借りた時は息子(甥)が会社を継ぐから助けて欲しいって借りたけど、継ぐのを止めた時、お金を返すのは無理やろうなぁ、って言ったから、返さないで良いって言う意味と理解してたのに、3年経った今頃になって返して欲しいって、理解出来ない。だからあんたが長女に何か言ったんやなかろうかと思ったんや。」
私「それは、お姉ちゃんの都合の良い判断やない?貸した側と借りた側では気持ちが違うんやないかな?」

直ぐに長女に電話して詳細を聞いたら
長女「あの時、絶対に返すからって、泣いて頼んだ。私も甥に頑張って欲しいと思ったからお金を貸した。返さないで良いとは言ってない。」

私は、その時の状況をあまり覚えていないから、何とも言い様が無いし、やり取りも聞いていないので、どちらの言い分が正しいのか判断しようがない。

そこで、長女に提案した。

お兄ちゃんが原因なんやから、仕方ない。
お兄ちゃんの借金を全額姉が被るのは可哀想やし、長女に全額諦めてくれとお願いするのも忍びない。
だから、姉妹3人で被るのはどうやろ?
私が3分の1長女に返す、姉が3分の1長女に返す、長女が3分の1諦める、ってことで納得して貰えないかな?

まぁ、ふたりに色々話して、最終的にそれで落ち着いた。
姉は少し不満げだったけれど。

長女に言った。
お金の話は、誰でも一番言いにくいことなんだけれど、それはラインでするべきでは無いと思う。
お互いに誤解や思い違いなどもあるし、話し合わないといけないことも出てくるやろしな。

私も親友に200万円のお金を借りた事がある。
快く二つ返事で貸してくれた親友を裏切ることだけはしたくないと思い、なんとか完済した。
その時の切なく惨めな思いがあったからこそ、お金の貸し借りにはシビアにならなくてはいけないことを学んだ。
お金の貸し借りには、例え親兄弟でも同情や優しさは介入してはいけない。
同情や優しさが介入すると、もし拗れた時、信頼関係までをも失う。
同情や優しさを介入させるなら、上げたもの、返してくれなくても良いと割りきるべきだと思う。

姉は、良く私に言う。
「あんた、細かいなぁ。」と。
そうゆう時、私は笑って答える。
「心が狭いけんや。」と。
でも、心の中では違う呟きがある。
「細かく出来るとこを細かくしないから、あなたはお金に不自由してるんだよ。」と。

姉は老後の事なんて、何も考えてはいない。
もう、直ぐ目の前の事なのに。
「私は、多分、長生きしないと思うから。」
私が姉の経済観念の無さで、姉の老後の事を心配すると、それが姉のいつもの返事。
生きてる間、ずっと働ける訳じゃないのに、働けなくなったら直ぐに死ねるとでも思っているのだろうか?
「どうにもならんかったら、息子たちが仕方なしに養ってくれるやろう。」とも言う。
今、母を介護して、養うことの大変さを知っているのに、そう言う。
私には、そんな姉が理解出来ない。
「あんたはお金に余裕があるから、そんな事言えるんや。」とも言う。
長生きしないと思うから、食べたいもの食べて飲みたいもの飲む、その為に働いてる、と言う。
確かに一理ある。
でも、それは長生きしないと思うからでは無く、死ぬまでそんなに長くは無いと思うから。
長生きしようがしまいが、人のロウソクは生まれた時から決まっているのだと、私は思うから、ある日、その時が来ても、
あぁ、取り敢えず食べたいもの食べて飲みたいものは飲んできたし、自由にやりたいこともしてきたなー、って思って死ねると最高だね。

母のように、長生きして迷惑かけるねー、ってなこと、私は私の息子たちに言いたくないのだ。
娘なら言えるけど、息子のお嫁さんには言えない。
私には、娘は居ないから。
私にとっての義母は、旦那の母親だった。
字面の通りで、旦那が居たからの母であって、私の母では無かった。
嫁と姑っての経験したから、息子のお嫁さんの私に対する気持ちが理解出来るから、迷惑かけたくない。

長くなったー。
寝よ。