ちょと遅いけど、先ず催芽蒔き

色々蒔いた( *´艸`)

数本ずつ育ててみる。

今週末から5月の初旬にかけてのGW、十連休って人も居るんやな。
そんな休んだら、仕事行くの嫌になりそう。
私のパート先は、GW開けてから店休日含めての三連休。
まだシフト表出てないけど二週目くらい。
稼ぎ時のGW、去年はパート行きだして3ヶ月くらいの頃やったから、仕事覚える事で一杯一杯やったから、どんくらい忙しかったかなんちゃ覚えておらんのだわ。
もう、ずっと、いつも忙しいし。

パチ屋のお掃除してる時も思ってたけど、どんなに忙しくても、就業時間になって、お疲れさまでした!って帰れるお仕事は、楽や。
お仕事時間とプライベート時間がハッキリ分かれるから、お仕事が終わったら、肉体的にも精神的にも縛られることが何もないから、実に開放的やし、自由。
パチ屋のお掃除の前、数ヶ月間、印鑑屋の販売のパートはしたけど、その前に、約7年間保険外交員のお仕事してた。
旦那が亡くなって、経営してた会社の後処理をしてた時、知り合いから誘われて。
誘われた頃、仕事時間は自分で自由に調整できるしノルマもそれ程厳しくないし、嫌になったら何時でも辞めて良いよ、って言われて入社したけど、それは本当に最初の間だけ。
最初の二年間くらいは、楽しくて楽しくて、保険のお仕事は私の天職やわー、ってくらいお仕事が楽しかった。
でも、会社の給与形態が毎年のように変更になったり、それに伴いノルマのハードルが高くなったり、コンプライアンスが年々厳しくなったり、肩書きが付いたりで、一日中保険の事ばかり考えないといけなかった。
日中会えないと夕方や夜や、休日にアポイント取らないといけないし、毎月の締め切りまでにノルマが届かないとお給料がガッツリ減るし、上司に叱られる。
他所の保険会社も同じと思うけど、保険外交員って、保険会社の看板使わせて貰ってるってだけの個人営業や。
確定申告も個人でやらないといけないし、お客様に配るカレンダーやタオルやなんかも全部自腹。
ノルマ届かないから休日返上してお客様回りしてるのに、ガッツリ給与減らされた上にタオルとかの物資も自腹やのに、なんで叱られんといけんのかい!
その上、やれ新人の同伴しろ、いついつまでに書類提出しろ、毎月数回ある会議には出席しろ、って、いつ営業しに行けるんかい!
保険って、目に見えたり、触れたりする商品ではなく、人生設計書。
色んな人の色んな生き方や人生にアドバイスしたり、寄り添った設計書を作る為に、私自身も頑張って勉強もしたし、何度も何度も訪問して何度も何度も設計書を作り直した。
それでも時期が合わなかったり、寄り添えない力不足があったりしてノルマが届かないんは、しゃーないって思ってた。
だから、本当に起きてる間中、頭の中は保険のことばかりやった。
しんどかったし、まじ辛かった。
辞めたいと、何度も上司に言った。
その度、色んな理由を付けて退けられた。
そんな中、保険外交員を辞める決定的な出来事が起きた。
無理強いすることなく、大切に大切に接して、ようやく時期が合い、お客様も十分納得して、喜んで契約頂いた商品。
小さな金額の、小さな保険。
それでも、私は嬉しかったし、満足だった。
契約して2ヶ月で解約された。
理由は、友人が保険会社に勤めることになって、頼まれたから。
快く解約書類を持参し、笑顔で解約手続きを済ませ、帰社し解約書類を事務に渡した。
その翌日から会社に行けなくなった。
会社に行こうとすると目眩がし吐き気が襲い、起き上がれない。
三日間程休暇届を出して会社を休んで目眩は治まった。
四日目、出社しようと起き上がると、また目眩がした。
ああ、もう無理なんだな、と、分かった。
会社の上司に電話して、そのままを告げた。
売り上げを上げなくても良い、仕事をしなくても良いから、3ヶ月間だけでもよいから出社して退社だけしてくれれば、日中は自宅待機でも良いと頼まれた。
上司は保険会社の社員だから、外交員の在籍人数や全体の売り上げが、自分の立場や将来が変わる。
知ったこっちゃない。
有給消化含めて2ヶ月間ってことで折り合いを付けて退社した。
退職金は、退職月の給与を含めて7万円弱だった。
最初の数年間は本当に楽しかった。
いつからだろう、商品の内容のお勉強よりも、売り込む方法のお勉強をしていることに気がついたのは。
他社との比較、メリットのアピール方法、デメリットを指摘された時の受け答えのノウハウ、イベント達成時の個人報奨の豪華さ。
目の前に人参をぶら下げられて走らされている馬のようだ、と、いつも思っていた。

なんだったんだろう、あの7年間は。

人生に無駄な経験など何ひとつ無い。
私はそう思って生きている。
だから、決して後悔はしない。
後悔はしないけいど、精神が病むと身体が病むということは、分かった。
旦那が亡くなった時でさえ、よく心が壊れなかったものだと、感心すらしていたのに。

あー、今日もいちんち、めちゃ忙しかったけど、終わった終わった!って、終われるお仕事の安心感が、今は凄く幸せに思う。